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シール・ラベルの剥がし方〜ベタベタも奇麗に取れる簡単な方法

シール・ラベルの剥がし方〜ベタベタも奇麗に取れる簡単な方法

食器や家具、本や家電製品などに貼られているシールやラベル。
せっかく買ったばかりのに、シールが上手く剥がせなくて困ったことはありませんか?

今回は、そんなシール・ラベルを簡単に奇麗に剥がせる方法と、既に剥がすのに失敗し、残ってしまったベタベタを簡単に取る方法をご紹介します。

超簡単!シール・ラベルの剥がし方

中性洗剤かお酢で剥がす

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湿らすことが出来る素材は、中性洗剤(一般的な台所用洗剤でOK)かお酢でシールを奇麗に剥がすことができます。

方法は、ティッシュに中性洗剤かお酢をたっぷりと含ませ、シールの上に置き、その上からラップをして10分程シールに染み込ませます。
あとは拭き取るだけ。
そうすると、中性洗剤の場合は界面活性剤がシールと接着面に隙間を作り、お酢の場合は酸が粘着質を溶かして、綺麗にシールを剥がすことが出来ます。

ほとんどのシールはこの方法で奇麗に剥がすことができます。

ガラスやタイルなどについたシールは、上記の方法の後、定規か使い終わったテレフォンカードなどを使うと簡単に剥がすことができますよ!

湿らすことが出来る素材はハンドクリームでもOK

湿らすことが出来る素材はハンドクリームでも綺麗に剥がすことができます。
やり方は、シールにハンドクリームを塗って数分待ってから擦るだけ。
ハンドクリームの油分が、接着剤をゆるませて綺麗に剥がすことができます。
なるべく水っぽいハンドクリームの方が綺麗に剥がすことができます。

食器は水をかけてレンジでチン!

茶碗やコップなどについたシールは、レンジでチンするだけで簡単にシールを剥がすことが出来ます。
原理は後に紹介するドライヤーと同じで、熱により粘着剤の力が弱まるためです。

方法は、シールを水で濡らし、容器に水を入れてチンするだけ!
これだけで奇麗にシールを剥がすことが出来ます。

湿らすことができない素材はドライヤーで温める!

ダンボールや本、木材など、湿らすことができない素材はドライヤーを使うと、素材を痛めず上手にシールを剥がすことが出来ます。
やり方は、まず爪でシールの端を少しだけめくります。
めくった部分にドライヤーをあて、熱で接着部分がゆるんできたら徐々に剥がして行きます。

シールの粘着力が熱により低下し、綺麗に剥がすことが出来ます。
この時、ドライヤーを近くにあてすぎると接着剤が溶け過ぎて逆に剥がれにくくなる場合がありますので、温め過ぎないように、接着部分のゆるみを感じ取るのが上手に剥がすコツです。

また温め過ぎると、熱に弱い物は変形する場合がありますので注意しましょう。

ドライヤーは湿らすことの出来る素材でももちろん使えますので、一番万能なシール剥がし方法です。

ドライヤーよりもオイルライターかベンジンが効果的!

湿らすことが出来ない素材は、オイルライターかベンジンを使うと奇麗に剥がすことができます。
ドライヤーの熱では上手く剥がせない頑固なシールは、オイルライターかベンジンを使いましょう!

方法は、オイルライターかベンジンを染み込ませた布やコットンで軽く擦るだけ。
頑固なものはオイルを染み込ませた布やコットンをシールの上に置き、その上からラップをして10分程待ってから拭き取りましょう。

古本などの紙表紙の場合は、擦ると印字が滲む場合がありますので、しっかりオイルが乾燥してから、シールを剥がす様にしましょう。
後残りが無いよう、別の物で試すか、目立たない箇所で試してから使ってください。

この方法もドライヤーと同様、湿らすことの出来る素材でももちろん使える万能なシール剥がし方法です。
ただし、オイルラーターやベンジンは揮発性が高く引火しやすいので、使用する時は、必ず換気を行い、火気に十分注意してください。

オイルライターは100円ショップで、ベンジンは薬局やホームセンターなどで販売されています。
オイルライターよりもベンジンの方が奇麗に剥がすことができます。

ベンジンは汚れ落としや染み抜きにも使える万能なアイテムです。
一家にひとつ持っておくと便利ですよ!

付いてしまったベトベトを綺麗に取る方法

ここからは既にシールを綺麗に剥がすことに失敗し、付いてしまったベトベトを綺麗に取る方法をご紹介します。

基本的にはシール・ラベルの剥がし方と同じ!

後に残ったベタベタも先にご紹介したシールの剥がし方で奇麗に取ることができます。
基本的な考え方として、頑固なものは、テティッシュやコットンにたっぷりと含ませ、ベタベタの上に置き、その上からラップをして10分程よく染み込ませてから拭き取れば奇麗にベタベタと取り除くことができます。

湿らしても大丈夫な素材にはドヤイヤーでダメなら中性洗剤、湿らせない素材にはドライヤーでダメならベンジン、食器は水をかけてレンジでちん!と覚えておけば良いのではないでしょうか。

是非一度お試し下さい!

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