明日に影響するから早く寝たいのに、何故か目が冴えてしまって全然眠れない・・
特に理由はないけど、明日の起きる時間が早い時に限って寝つきが悪い・・
明日は大好きな人とデートだったり、大事な会議だったりすると緊張してなかなか眠れない・・
今回は、そんな「眠れない原因」と、眠れない夜にぜひ実践してもらいたい「今すぐ寝る方法」をご紹介します。
目次
眠れない原因〜なぜ眠くならないの?〜
いつもはすんなり睡眠に入れるのに、なぜ眠れない時があるのでしょうか?
その原因は「緊張」です。
緊張は 身体の緊張と 脳の緊張の二つがあります。
身体の緊張
心の状態が安定していると、自然と身体はリラックスしています。
しかし、ストレスにより心の状態が乱れると、身体は無意識のうちに力みます。
心のストレスに従い、体も身構えたままの緊張状態を続けてしまうからです。
ストレスが多い現代社会では、無意識に体が力んでいる人が増加しています。
身体の緊張は、眠れない原因となるだけでなく、頭痛や肩のコリの原因にもなります。
また、TVやパソコン、スマートフォンなどの明るい液晶は、気がつかないうちに身体にダメージを与えますので、眠る前は出来るだけ見ないようにしましょう。
脳の緊張
例えば明日のデートのプランを考えていたり、明日の大事な会議のことを考えていたりした場合、脳の緊張状態が強くなり、寝る時になっても脳が覚醒し眠れなくなります。
こういったことを要因として脳が緊張、興奮すると、睡眠に必要なホルモンの分泌が行われず、脳波もα波ではなく「β波」が出ることになり眠れなくなる原因となるのです。
不安や緊張などが長期間続いてしまうと、高確率で不眠症になってしまうと言われています。
今すぐ寝る方法
身体だけ、あるいは、脳だけの緊張をとっても眠ることができません。
大切なのは、眠るためにはどちらの緊張も解いてあげるということです。
次章からは今すぐ寝る方法をご紹介していきます。
眠れないときに是非対策を実行してください。
今すぐ寝る方法【布団に入る前編】①ストレッチをする
身体の緊張を和らげるために、寝る前にストレッチを行いましょう。
ストレッチを行うことで、身体の緊張がほぐれ心をリラックスさせることができます。
また、血行が改善され、疲労物質を排除する効果も。
ストレッチで血液が循環され、1時間程するとゆるやかに深部体温が下がってきますので、眠りにつき易くなりますので、ストレッチは布団に入る1時間前に行うのが有効です。
入浴後にストレッチを行うと、身体が温まっているため、より血行が良くなり、眠りにつきやすくなります。
布団に入る1時間前にお風呂から出て、ストレッチをすることを習慣づけましょう。
動画で確認
今すぐ寝る方法【布団に入る前編】②白湯を飲む
白湯を飲むことで、身体が温まり眠りにつき易くなります。
暖かいハーブティーやミルクなども良いでしょう。
コーヒーや紅茶などカフェインが入っているものは目を覚ます効果があるので控えましょう。
眠くなる方法【布団に入ってから編】①横向きで寝る
出典: http://一人暮らしっく.jp/sleeping-style-1034
体にストレスをかけないように、妊婦さんにも推奨されている寝方が横向きで寝る「シムスの体制」です。
右側を下にして横になり、上になる足は膝を曲げて血管の圧迫を防ぐようにしましょう。
反対に、物を食べたあとにすぐ横になる時は左側をして眠ると消化を早くすることができます。
眠くなる方法【布団に入ってから編】②眠くなる音楽を聴く
YouTubeで有名な特殊な波長で眠たくなる音楽です。
ただ聴くだけではなく、イヤホンやヘッドホンを付けて聴くとより効果が現れるようです。
いくつか種類がありますから、自分の好きなリズムの物を選んでくださいね。
今すぐ寝る方法【布団に入ってから編】③ツボを押す
眠くなる方法として、ツボ押しは非常に有効です。
原因別で押すツボも変わってきますから、眠れない原因が何なのか考えてツボを押す位置を決めましょう。
イライラなどの脳の緊張で眠れない時【百会(ひゃくえ)】
百会は目の中間と左右の耳を結んだ交差点にあるツボです。
少し窪みがある箇所で、押すと軽い痛みを感じるので、すぐわかります。
百会のツボは自律神経と直結しているといわれており、刺激することで神経のバランスを整え、様々な不調を改善に導いてくれる万能ツボです。
指圧方法は、両手の中指の腹を重ね合わせ、3秒押して、1秒休む、を繰り返します。
横になりながら目を閉じてゆっくりと2分〜3分続けましょう。
心身ともに緊張している時には【神門(しんもん)】
出典: http://33t.jp/information/location/073_shenmen.html
耳の上部のくぼみにある神門というツボは、緊張を解いてくれる働きがあります。
神門を刺激すると副交感神経が活性化し、心も体もリラックスできるのです。
親指と人差し指で耳たぶを挟むように持ちツボを10秒間ほどこすり合わせるように揉みましょう。
1度手を離してまた10秒間ほどこすり合わせる組み合わせを眠くなるまでやっていきます。
眠くなる方法④お腹に文字を書く
不安やイライラ、ドキドキなどの脳のネガティブな思考を止めるために、お腹に文字を描いてみましょう。
1.仰向けになり片手の手のひらをお腹に当てるようにおく。
2.お腹の中にもう1つ手があると考えて、空想の手で現実の手のひらに数字の「1」と描くイメージをする。
3.書いた数字を黒板消しでゆっくりと消していくすイメージをする
4.今度は「2」を描いていく。
5.「2」を消したら「3」を描いていく。
余計なことを考えないで済むので、いつの間にか眠くなっているはずですよ。
眠くなる方法⑤一度布団から出る
布団の中にいるのに眠れない時、時間だけがただ過ぎていき、不安でますます心と体が緊張してしまいます。
30分だけ、と決めて布団から出てしまうのも方法の1つです。
その時はスマートフォンを見たりTVを見るのはNG。
色々と考えてしまって眠れない場合は、紙に思っていることを書き出して整理すると頭の中がスッキリして眠りにつきやすくなります。
眠れない時は気分を切り替えて!
人は集中すると眠気が飛んでしまい、退屈なことをしていると眠気が襲ってきます。
本が大好きな人は読書をすると目が覚めて逆効果ですが、文字を読むのが苦痛という人は小説を何ページか読んだだけで眠くなってしまいます。
どのやり方が自分に合っているかその日のコンディションや緊張の種類でも違ってきますので、色々と試してみてくださいね。
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