いくら就職先を探していたとしても、ブラック企業に就職・転職するのは避けたくありませんか?
同じ時間を働くのなら少しでも優しい環境が良いはずです。
今回は、ブラック企業に就職・転職しないためのコツをご紹介していきたいと思います。
目次
ブラック企業の定義とは?
「うちの会社ブラックでさ」
「あそこブラック企業らしいよ」
というセリフはよく聞きますが、実はブラック企業の定義は、厚生労働省では決まっていません。
しかし、人々の口からよく上がるのはこのようなことだと思います。
暴力団などの反社会的団体との繋がりを持つ
低賃金で過重労働をさせる
休みがない、残業代が付かないなどの違法労働をさせる
パワハラ、セクハラなどのハラスメントがある
有給を使おうとすると嫌味を言われたり、使えない雰囲気がある
昇給しにくい
誰しもこのような企業には就職したくありません。
同じ時間を過ごすのなら、ブラック企業の反対であるホワイト企業が良いですよね。
ホワイト企業の定義とは?
ホワイト企業も明確な定義はありませんが、よくあがるのはこのような感じです。
残業がなく定時で上がれる
ボーナスがしっかりある
土日、祝が休み
子育てのサポートが充実している
やりがいがあり、給料も安定している
有給はドンドン消化してと促してくれる
どうしたらホワイト企業に就職・転職が出来るのでしょうか?
ブラック企業ではなくホワイト企業に就職・転職できるコツをご紹介していきたいと思います。
ブラック企業に就職・転職しないためのポイント1.
募集内容は疑え!
まず、ホワイト企業に転職するためには「ブラック企業」を見抜いてふるい落としていくというのが大切です。
そのはじめの一歩は「求人広告の見極め」。
就職活動は、誰かのツテがない限りは求人媒体からの応募になると思います。
以下のものはブラック企業の恐れがあるので注意してください。
仕事の条件が良い・・・「ノルマなし」「誰でもできる」「簡単」など
高給をアピールしている・・・「稼げる」「頑張るだけ稼げる」など
応募のハードルが低い・・・「未経験者大歓迎」「資格不要」「学歴問いません」など
いつも求人に募集を出している・・・ブラック企業は離職率が高いため、いつも人出が足りていません
ブラック企業は好条件で広告紙を出していることが多いです。
簡単で資格もいらないのに高収入なんておかしいですよね。
「ラッキー!条件が良いじゃん!」なんて飛びついてはいけません。
ブラック企業であれば、今の時代口コミや2チャンネルなどを調べれば情報がたくさん出てきます。
1度入念に調べてから応募するのが良いでしょう。
ブラック企業に就職・転職しないためのポイント2.
競合他社よりサービス料金があまりにも安い企業はブラックの可能性大
ブラック企業と人々に認定されることとして「休みがない」ことが上げられます。
これは単純に社内の空気が悪くて人がどんどんやめてしまうという理由もありますが、中でも大きな理由が「競合他社に負けないように頑張っているから」なのです。
取引先が「HP作ってほしいな」という依頼を出したとします。
A社・・・「500万円の予算があれば1か月で御社のHPを作りますよ」
B社・・・「500万円の予算で3週間」
C社・・・「400万円の予算で1か月」
D社・・・「350万円の予算で2週間」
だとしましょう。
作り上がったHPのレベルが全く同じだとすると、取引先が依頼するのはD社ですよね。
しかし、D社としては、本来であれば1か月かかるものを半分の日程で作り上げるのですから人員を増やさなければいけません。
しかし、予算も削ってしまっているために人員の確保ができず、1人に対した負担が大きくなってしまうのです。
そのため競合他社に比べ、その会社が出しているサービスの料金が極端に安い場合は特に注意しましょう。
ブラック企業に就職・転職しないためのポイント3.
就職先は妥協しない
ブラック企業を避けて就職・転職するには、「妥協」してはいけません。
「面倒だからここでいいか」
「何社も受けるのは面倒だから」
と思うことがNGなのです。
色々なところを見てみるのは、比べる対象があるのでとても良いことです。
面接先に行ったら以下のことを意識してみてみてください。
トイレの綺麗さ・・・ダメな会社(もしくあ人格)はトイレに出ると言います。トイレが汚かったら「トイレを掃除する余裕がない」ということだと思いましょう。
面接者の襟や袖元・・・面接者はその会社の「顔」ともいえるべき存在です。自由な社風なら髭はありかもしれませんので、襟や袖元を見てみましょう。綺麗にクリーニングされているならOK、黒く汚れているようなら「洗濯物をしている時間がない」、もしくは「クリーニングに出す金銭の余裕がない」です。
ブラック企業に就職・転職しないための3つのポイント〜終わりに〜
「当たり前のことだな」と思うかもしれませんが、いざ当事者になってみると「早く就職しないと資金が」「周りの目が」と焦ってしまうこともあるのでついつい見落としてしまうのです。
しかし、焦って就職・転職するとブラック企業につかまってしまうかもしれないので、きちんと見極めてから就職・転職してくださいね。
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