パソコンやスマホから個人情報を抜き出す「ハッキング」の手口をご存知でしょうか?
ハッキングはあの手この手で情報を抜きだそうとしているんです。
ハッキングの手口に引っかからないために、どんな手段があるのかを確認しておきましょう。
目次
パソコンやスマホをハッキングする方法と対策
1.フィッシング詐欺
「Twitterアカウントと連携します」の言葉に自分でTwitterのIDとパスワードを入力してしまった覚えはありますか?
これによりTwitterアカウント乗っ取りが完了してしまうのです。
アカウントを乗っ取って、あなたの個人情報や友人の個人情報を盗もうとするフィッシング詐欺の常套手段です。
フィッシング詐欺とは
フィッシング詐欺とは、Twitter以外にも、例えば楽天銀行にそっくりなホームページを作って、自分でパスワードなどを入力させ、それを記憶して本当の楽天銀行で犯人がお金をおろすといった詐欺行為です。
フィッシング詐欺かどうか確認するためには、URLをよく見ることが大切。
「Twitter」が「Twiter」になっていたり、「rakuten-bank」が「rakuten–bank」といったように少し違ったアドレスになっていたらフィッシング詐欺の可能性大です。
パソコンやスマホをハッキングする方法と対策
2.WEBカメラの設定
PCを使うときに気を付けなければいけないのがWEBカメラの存在です。
2014年、ある「のぞき見サイト」がニュースで取り上げられました。そのWebサイトでは、世界250か国にある何千台ものWebカメラの映像が流れていました。世界中のPCユーザーが同じ単純ミスを犯し、それをハッカーにつけ込まれたのでした(英語記事)。被害者となったのはWebカメラのパスワードを既定のままにしていた人々、または「12345」などの弱いパスワードを使っていた人々です。
出典: https://blog.kaspersky.co.jp/2ch-webcam-hack/11220/
WEBカメラがハッキングされると、自分の手元のパスワードが暴かれるのはもちろん、こちらの様子がしらないうちにネット上で公開されているなんてことが起こり得るのです。
パスワードを単純なものにしないなど、基本的な対策は必ずするようにしましょう。
パソコンやスマホをハッキングする方法と対策
3.クレジットカードの恐怖
ネットショッピングをするとき、クレジットカードの番号を入力していないのに入力フォームに出てきた記憶はありませんか?
じつは、それは前回入力した記憶に基づいて自動的に入力する機能なのですが、その便利な機能を犯罪者が見逃すはずがありません。
表面では見えないフォームを作りあげて、利用者の気がつかないうちにクレジットカードの番号を悪用してしまうのです。
この入力フォームはブラウザの自動入力機能をオフにすることで、前回の記憶を自動で再生することがないように設定できます。
少し面倒かもしれませんが、悪質な利用をされる前に対策を取りましょう。
パソコンやスマホをハッキングする方法と対策
4.Wi-Fiスポットが危険!?
フリーWi-Fiってとても便利なのでよく使っている方も多いのではありませんか?
カフェ、デパートなど最近ではフリーWi-Fiがとても増えてきました。
しかし、その分フリーWi-Fiをかたどった犯罪も増えています。
アクセスポイント名に似たニセモノのフリーWi-Fiを飛ばし、そこに接続するとスマホが乗っ取られてしまうというわけです。
位置情報、個人情報写真などのデータを引き抜かれることもあるんですよ!
それを元に脅されるなんてことにもなりかねませんから、正しいアクセスポイントなのかどうか名前を良くチェックしてから使用しましょう。
誰でも繋げるWi-Fiは、その分セキュリティ面が弱いです。
信頼できるポイントを見極めることが大切です。
パソコンやスマホをハッキングする方法と対策
〜今後の犯罪の可能性〜
今後は、指紋や顔なの生体認証が主なロック方法となってきますが、それでもまだ犯罪は無くならない見通しです。
たとえば、ピースサインの写真をSNSにアップしたとしますよね。
それを見たハッカーがピースサインから指紋を複製して生体認証を暴く問うことも十分にあり得るのです。
高解像度カメラで便利な世の中になっても、犯罪者はいろいろな手段を使ってきます。
出来ることならSNSに写真などの個人情報は載せない方が良いでしょう。
パソコンやスマホをハッキングする方法と対策
〜まとめ〜自分を守れるのは自分だけ
世の中が便利な世の中になっていくとともに、犯罪者もそれに対応して一向に減ることはありませんね。
自分を守れるのは自分だけ。
犯罪に巻き込まれないためにも十分な対策を練りましょう。
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