就職活動で複数の会社の内定を受けて受かった場合、せっかく内定を辞退しなくてはいけないこともあります。
そんなときは、失礼のないようにどのように伝えればいいのでしょうか?
どのような手段で?いつまでに?どのような言い方で?
今回は、失礼にならない内定辞退の方法をご紹介していきたいと思います。
目次
失礼にならない内定辞退の方法
1.内定を辞退するということは?
企業は、採用者が辞退することも見越して採用活動を行っています。
しかし、採用に関しては、広告の掲載や人員の選定含めて、コストや時間がかかっているのも事実です。
内定を辞退するということは、より良い会社に内定をもらっているということだと思うので、他の会社がどうでもよくなってしまう気持ちは分かりますが、コストがかかっていることや、自分を評価してもらった感謝も含めて、辞退の連絡は責任を持って必ずおこないようにしましょう。
たとえば、承諾書や誓約書などにサインをしていても、辞退は可能です。
ただ、一度結んだ契約を解除することは常識的ではないので、他の会社のことも気になっているのであれば、承諾書にはサインしないのが良いことを覚えておきましょう。
失礼にならない内定辞退の方法
2.内定辞退の理由は?
内定を辞退する理由としては、「他の会社に受かった」ということが一番ある理由です。
しかし、なぜか隠す人が多いのです。
「家族の具合が悪い、自身の具合が悪い」という嘘をつく人がとても多いのですが、正直に理由を話すのが一番良いでしょう。
もしも、会社名を聞かれたりしても、特に探りをいれているわけではなく、何かがあるわけでもないので正直に答えてしまって問題ありません。
失礼にならない内定辞退の方法
3.内定辞退の伝え方
内定を辞退する方法は、電話をしないといけない、手紙を送る、など決まった形式はありません。
ここでは、電話・手紙・メールで断る方法をご紹介していきたいと思います。
電話で断る場合
電話では、名前だけではなく学校名やIDや決定した部署などを名乗りましょう。
「○○大学の○○(氏名)と申します。先日内定のご連絡を頂いたのですが、就職活動を重ねるうちに他の業種に興味が出てまいりましたので、そちらの業種にチャレンジすることに致しました。内定をいただいて大変言いにくいのですが、内定を辞退させていただきたいと思います。」
手紙で断る場合
手紙に決まった形式はありませんが、「表題・日付・宛名・辞退者の名前・本文」を書きましょう。
表題は「内定辞退のお詫び」として、本文には辞退の旨とお詫び、そしてお礼を綴ってください。
メールで断る場合
たとえば、エントリーなどをメールでした場合はメールで断ることもあると思います。
採用専門の連絡先が乗っている場合は、メールで連絡することも可能です。
ただ、アドレスが分からない場合はメールではなく電話や手紙といった手段をとってください。
窓口やカスタマーサポート宛にメールを送るのはNGです。
失礼にならない内定辞退の方法
4.内定辞退の時期は?
内定を辞退する連絡を気まずくて先延ばしにする方もいますが、内定辞退のタイミングは「できるだけ早く」が適切です。
内定を辞退された企業は、代わりの方に内定所を送ったり募集を出すこともあるので、早めの行動が開いても助かるのです。
失礼にならない内定辞退の方法
5.失礼にならない内定辞退の方法まとめ
内定を断るということは、よりステップアップできる会社の内定がとれたということが多いと思います。
せっかく氷解してくれたのに断るのは申し訳ないと思ってしまうかもしれませんが、先延ばしにしてもお断りすることに変わりはないので、できるだけ早く内定辞退の連絡を入れましょう。
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