シェアハウスは、ひとつの住居を複数人でシェアして住むことです。
同じような言葉ではルームシェアという言葉がありますが、シェアハウスとルームシェアは管理人がいるかどうかという差があります。
シェアハウスには運用する業者などがいて、ルームシェアには管理人や業者がいないのです。
一人で淋しいから、家賃が安くなるから、知らない土地だから、といった理由でシェアハウスを考えている方も多いと思いますので、ここでは、シェアハウスのメリットやデメリットをまとめていきたいと思います。
目次
シェアハウスの住み心地のメリットとデメリット
1.シェアハウス3つのタイプ
シェアハウスには、大きく分けて3つのタイプがあります。
・一軒家を複数人で共有する
・ワンルームマンションなどの共用部分があるタイプを共有する
・豪華な設備を備えたソーシャルなアパートメントを共有する
そして、ワンルームに相部屋でも、1人1部屋でもシェアハウスと呼ばれるので、いろいろなシェアハウスがあるのです。
豪華で1人1部屋を用意してもらえると思ってシェアハウスに申し込んでも、実際は質素な部屋で相部屋ということもあるのです。
共用部分に特徴があることも
最近のシェアハウスには、趣味が同じ人が集まってなにかするように、防音室を備えているところもあれば、トレーニング器具を用意しているところもあります。
また、子育てを助け合いながらできるようにシングルマザー向けの物件もあります。
そして、フリーランスが使用する、オフィス代わりのSOHO専門のシェアハウスなどもあるようです。
ただ、家賃を折半するというよりも、たくさんの人が集まってより良い暮らしをしようとするのが目的です。
シェアハウスの住み心地のメリットとデメリット
2.シェアハウスのメリットは?
そんなシェアハウスのメリットをまとめました。
安く住める
家賃が抑えられるのはとても大きなメリットです。
ワンルームマンションを1人で借りるとすると、敷金礼金、仲介手数料など、最低でも家賃3カ月分以上の初期費用がかかりますが、シェアハウス場合はこれらの初期費用はありません。
しかし、デポジット(預り金)は3〜10万円かかる可能性があります。
デポジットは敷金と同じで、退却するときの部屋の状態で過剰分が戻ってきます。
デポジットはあるものの、ワンルームマンションを自身1人で借りる時に比べえるとはるかに安いので、初期費用に困っている方はシェアハウスを考える人も多くいるでしょう。
保証人扶養
シェアハウスは、基本的に保証人は不要です。
(家賃保証システムの加入が必要なところもあるので、事前に確認するのが安心です)
保証人がおらずワンルームマンションの契約が出来なかった人には嬉しいですね。
交流ができる
シェアハウスのだいご味は、いろいろな人と交流できることです。
シェアハウスは、お互いが支えあっていくというのが大前提としてあるのです。
家電や家具が付いている
シェアハウスには、家電や家具があらかじめ備えられているので、自分で大きなものを買い足す必要がありません。
一からそろえるとなると大きな出費になるので、出費を抑えて暮らしたい方は大きなメリットです。
シェアハウスの住み心地のメリットとデメリット
3.シェアハウスのデメリットは?
シェアハウスにはメリットがある分デメリットも存在します。
ここではシェアハウスのデメリットを上げていきたいと思います。
家電製品を持っていけない
すでに一人暮らしを始めている方は、シェアハウスに大きな家電・家具をもっていけないので処分しなければならないのがデメリットとしてあります。
人間関係
知らない人同士が共同生活をするので、他人と暮らすことで起こるストレスやトラブルの心配もあります。
シェアハウスで仲間に入れない、気が合わない、うるさい、など孤独感や苛立ちを感じることがあるかもしれません。
設備が劣化する
共有の設備は使っている人が多いので劣化するスピードが速くなります。
また、汚れやマナー違反などが気になることも。
自由にできない
シャワーを使いたい時にすでに他の人が使用していたり、見たいテレビが見れなかったり、掃除などの当番が決められていることに苦痛を感じる人も多いです。
シェアハウスの住み心地のメリットとデメリット
4.まとめ
シェアハウスはメリットとデメリットがあります。
一番大きなメリットは金銭面、一番大きなデメリットは人間関係と言えるでしょう。
自分にシェアハウスは向いているのか、そこのシェアハウスが条件に合っているのかなど考えて入居を決めてくださいね。
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