【脇汗の原因と対策】確実に脇汗を止める・抑える方法のすべて

突然ですが、流れ出る脇汗にお困りではありませんか?

気温が高かったり、焦ったり、不安なことがあると洋服から脇汗が染み出してきて「どうしよう」となってしまう方も多いはずです。

『ジャケットを脱がないと、暑くて余計に脇汗が出てしまうけど、脱げばみんなに脇汗がばれてていまう・・・・。』

そんな脇汗にお困りの方のために、今回は【脇汗を止める方法】をご紹介していきたいと思います。

脇汗の原因を知って脇汗におびえなることのない快適な生活を手に入れましょう。

1日に出る脇汗の平均量はTスプーン1杯ほど


なんと、1日に出る脇汗の平均量はTスプーン1杯ほどと言われています。

しかし、ここを読んでいる方たちはもっと量が出ていますよね。

平均量を超える脇汗の原因は以下7つです。

脇汗の原因と対策7つ


ここでは、脇汗の7つの原因についてまとめていきたいと思います。

1つ1つ、自分には何が当てはまるのかを当てはめてみてくださいね。

脇汗の原因と対策
(1)精神的に負担を感じている

ストレスや緊張も当てはまりますが、精神的に負担がかかると「精神性発汗」を起こします。

みんなに攻め立てられて焦っている人がすごい量の汗をかいていたり、人前でスピーチしている人がハンカチで汗を拭うシーンをみたことはありませんか?

精神性発汗は滝のようにドバっと一気に出てますが、一時的なものなので原因の緊張状態が解ければ汗は自然と引いていきます。

精神性発汗は「緊張して汗をかいたらどうしよう」という心が招くこともあるので、とてもやっかいです。

脇汗の原因と対策
(2)食生活・肥満

脇汗を多くかいてしまう原因の一つ「食生活」が上げられます。

食事は、食べてから吸収された後エネルギーとなるのですが、その時に熱を発するために体温が上がり脇からも汗がでてきてしまうのです。

また、動物性食品(肉類、乳製品、卵など)は体に脂肪をストックさせやすくなるので、肥満体の要因にもなります。

脂肪がつくと発汗しやすくなるので、さらに脇汗の量が増えることにもなります。

脇汗の原因と対策
(3)運動不足

脇汗が出る原因の1つが体温のコントロール不足です。

現代社会の暮らしでは、扇風機、冷房などで汗をかく機会が格段に少なくなりました。

そうすると汗腺が弱まり汗の調整ができなくなってしまうのです。

こまめな運動で汗をかく練習をしましょう。

岩盤浴やサウナなども有効です。

脇汗の原因と対策
(4)体を冷やしすぎ

身体が冷たくなると、体温がこれ以上下がらないように自発的に熱をだそうと体が頑張ります。

そのため、冷房で体を冷やしたり、冷え性の方でも『手足は寒いのに脇汗だけ出る』ということが起こってしまうのです。

冷え性の方は、まずは冷え性を改善するようにしましょう。

冷え性の方は「首」とつく体の一部をあたためるとよいですよ。

足首

手首

などは慢性的に温めてあげましょう。

脇汗の原因と対策
(5)ホルモンバランスの乱れ

更年期の症状や妊娠産後の症状で起こるのがホルモンバランスの乱れです。

ホルモンバランスが乱れると、暑くないのに汗が出たり、汗の量が調整できなくなることがあります。

この場合、脇汗は出るのに手足は冷たくなっているはずです。

脇汗の原因と対策
(6)脱毛のあと

脱毛のあとには脇汗の量が多くなることがあります。

レーザー脱毛が汗腺を刺激したり、脇を見られているという意識からの「精神性発汗」の可能性もあります。

脇汗の原因と対策
(7)多汗症

脇汗の多汗症の場合もあります。

多汗症は汗が過剰に放出される疾患です。

脇汗だけではなく、 頭、手、足裏に多く汗をかく人もいれば、どこか一部だけから多く汗をかく人もいます。

脇汗の恐怖から解き放たれる!脇汗を止める方法


上記で紹介したことは、気を付けてもらえれば体質が改善されて脇汗をかかなくする方法です。

でも、脇汗にお困りの方は『今すぐ脇汗をどうにかしたい』

と思っているはず。

ここからは、今すぐ脇汗をどうにかしたい方のための脇汗解消術をご紹介していきたいと思います。

脇汗を止める方法には、

病院
美容クリニック
ホームケア

の3種類があります。

それぞれどのようなことをするのか、値段、効果の期間などをご紹介していきたいと思います。

脇汗を止める方法
1.美容クリニック

美容クリニックで脇汗を抑える
(1)注射|ボツリヌス注射

■価格10万円~40万円

ボツリヌス注射は、ボツリヌス菌がつくるタンパク質を有効成分としています。

脇の下に注射をして、交感神経から出る「汗を出せ」とう指示を止め、過剰な脇汗を抑えます。

治療後3日ほどで効果はあらわれ、約4~9か月の間効果が続きます

脇汗の完治を目的とした方法ではないので、繰り返し注射をしなければなりません。

美容クリニックで脇汗を抑える
(2)レーザー治療|アキシラレーザー

■価格10万円~40万円

汗腺をレーザーで破壊する治療方法です。

ワキガの治療方法でも用いられます。

傷跡やダウンタイムがほとんどありませんが、1回の治療だと完全に汗腺を破壊できないこともあります。

脇汗を抑える方法
2.病院


次は病院の脇汗対処方法を2つご紹介していきます。

病院で脇汗を抑える
(1)外用薬|塩化アルミニウム

■価格2,000円前後

塩化アルミニウムを主成分とする薬を外用薬として使用します。

塩化アルミニウムを脇に塗り毛穴に栓をすることで、物理的に汗を出なくさせるのです。

すぐに効果があるわけではありませんが、毎日脇に塗ることで、“汗のかかない時間”を長くしていき、結果的に外用薬を使わなくても汗をなるべくかかない脇へと変えていきます。

病院で脇汗を抑える
(2)手術|吸引法・反転剪除法

■価格20万円前後

手術はワキガと同様の手術の方法になります。

吸引法

吸引法は脇の下に数ミリ程度のごく小さな穴をあけて、呼ばれる細い管(カニューレ)で汗腺を吸引する方法です。

傷跡はほとんど目立ちません。

反転剪除法

3〜4cmほど脇をメスで切開して、ドクターの目で直接汗腺を確認しながらはさみで取り除いていく手術です。

2週間ほどのダウンタイムがあり、吸引法に比べると傷跡も目立ちます。

これが一番おすすめ!!確実に脇汗を止める方法
3.ホームケア


美容クリニックや病院での治療はとにかく金額が高いことが最大のデメリットです。

そんなに大金をかけなくても、脇汗はホームケアで完璧に抑えることができます。

ホームケアは金額が安く、副作用も少ないので脇汗を止めるには一番おすすめできる方法です。

ここでは、3つのホームケア用品をご紹介していきます。

ホームケアで確実に脇汗を抑える
(1)物理的に汗を止める制汗剤|パースピレックス


■価格2,000円前後

パースピレックスローションはただの制汗剤ではなく、長時間持続型の制汗剤になります。

病院の章でご紹介した外用薬と全く同じ塩化アルミニウムが主成分です。

パースピレックスローションを1回使用すれば、主成分の塩化アルミニウムが汗腺内の水分に反応して汗腺深部に角栓を作り「フタ」をすることで、汗の分泌を物理的に抑制してくれます。

1回の使用で角栓がターンオーバーで排出されるまでの間(3~5日間)、汗のお悩みとサヨナラできます。
(私の場合、1週間は汗が出なくなります)

手を洗ったり、お風呂に入っても効果は続き、塗り直しの必要がありません。

しかも、パースピレックスの主成分・塩化アルミニウムが水と反応して角栓を形成する際に、微量の塩酸が生成され刺激や炎症の原因となりますが、乳酸アルミニウムも配合することで塩酸を減退。皮膚への刺激を防いでくれます。

香料不使用で、アレルギーやかぶれのリスクを最小限に抑えられた安心処方で衣類への色移りや白い筋が残ることもありません。

使い方は、夜寝る前に汗の気になる箇所に塗布するだけ。
(※夜寝る前ってのが肝です。夜間は汗腺の活動が低下し、パースピレックスによる角栓が作り易くなります。そのため、就寝前の塗布が効果的なのです。)

効果が出るまでは1週間、毎晩塗ります。(敏感肌の場合は1日おきに2週間)

効果が出始めてからは、週2~3回の塗布でOKです。

毎日使用していくにつれて、グッズを使用しなくても脇汗が出ないようにしていく

ので、脇汗のホームケアグッズとして一番オススメです。

パースピレックス・ロールオン・ストロング(強力タイプ)


販売サイト:オオサカ堂 価格:¥2,253

パースピレックス・ロールオン・コンフォート(敏感肌用)


販売サイト:オオサカ堂 価格:¥2,197

ホームケアで確実に脇汗を抑える
(2)汗自体出なくする内服薬|プロバンサイン


■価格¥6,000前後

プロバンサインは多汗症の人に処方される薬です。

医薬品なので、効果が持続している間は汗を一切かきません

どんなに暑くても汗自体でなくなります。

しかし、副作用としてのどの渇きがあげられます。

ただ、のどの渇きは水飲めばいいだけなので、あの脇汗の苦痛と比べれば全く苦にならないと思います。

ジェネリック医薬品としては3,415円でプロスパスがあります。

値段も安いし成分・効果ともに変わりはないのでオススメです。

人前に立つときなど、絶対に脇汗をかきたくない時に服用しましょう。

プロバンサイン


販売サイト:オオサカ堂 価格:¥5,703

プロスパス


販売サイト:オオサカ堂 価格:¥3,415

パースピレックスやプロバンサインは心療内科への受診でも使用される

脇汗の原因が精神性発汗だと診断された場合は心療内科に通って治療する方法もあります。

心の中の『不安』を取り除くため、カウンセリング、精神安定剤などを処方されます。

その際にも、「まずはストレスの原因とならないように汗を止めよう」ということでパースピレックスとプロバンサインが処方されることが非常に多いです。

パースピレックス、プロバンサインの実体験談はこちらの記事をご覧ください。↓
(汗が原因で対人恐怖症にまでなった私自身の実体験記です)

脇汗から解放される方法まとめ


いかがでしたか?

自分の脇汗の原因がはっきりしている場合は、ホームケアを続けながら生活習慣の改善もしてみてくださいね。

この方法で、悩みから解放されるはずです!

脇汗に悩む全ての人のためになりますように。

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