皮下組織吸引法とは
ワキガ手術は医師が自分の目で部位を見ながら行う「直視下手術法」と、機械を見ながら手術を行う「非直視下手術法」の2つに分けられます。
皮下組織吸引法は、医者が機械を見ながら手術を行う『非直視下手術法』であり、直視下手術法に比べると、術後の傷あとが目立ちにくい治療法です。
皮下組織吸引法とはどのような手術なのか?
皮下組織吸引法
皮下組織吸引法は、美容整形やダイエットの際に用いる脂肪吸引の応用です。
脇の下を1cmほど切開し目立たない穴を2か所開け、そこにカニューレと呼ばれる細い管を差し込み、ワキガのにおいの元であるアポクリン・エクリン腺、皮脂腺などを吸引する手術方法です。
皮膚をほとんど切開せず、脇に小さな穴を開けるだけですので、傷跡が残りにくい手術方法になります。
皮下組織吸引法のメリット
皮下組織吸引法のメリットは、剪除法と比べると傷跡が格段に目立ちにくく、広い範囲にアプローチできることです。
また、ダウンタイムが短く、入院の必要も無いため、他のワキガ手術方法と比べると手軽さがあります。
メリット
手術痕が目立たない
ダウンタイムが短い
入院の必要がない
皮下組織吸引法のデメリット
皮下組織吸引法のデメリットとしては、ワキガのにおいの元であるアポクリン・エクリン腺、皮脂腺をすべて除去・吸収することができないが多く、再発率が高いことです。
そのため現在でもこの手術方法は行われているのは確かですが、他の手術法が確立してきた今、徐々にこの方法は行われなくなってきています。
デメリット
完全に汗腺・皮脂腺を吸引・除去できないことが多い
皮膚や他の組織にダメージを与える可能性もある
皮下組織吸引法の手術時間・費用
皮下組織吸引法の手術時間は、片側で15分程なので日帰り手術となります。
ダウンタイムを1週間ほどとれば、軽く運動が出来る程に回復します。
皮下組織吸引法の費用は保険適用外で10~30万円ほどです。
保険適用ありの美容外科だと5万円台で手術が可能ですが、皮下組織吸引法は基本的には保険が適用されませんので、手術をする美容外科によく確認をしましょう。
手術時間
日帰り
片側15分ほど
費用
10万円~30万円
ワキガ手術はワキガ臭が無くなるというメリットだけではなく様々なデメリットも存在します。
ワキガ手術がどんなものかを理解し、ご自身に合った後悔のない選択をしましょう。
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すぐにワキガ対策をしたい方や手術に踏み切れないといった方はこちらの記事をご覧ください。
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