
工作用のハサミ、キッチンバサミ、裁ちばさみ、散髪用ハサミ。
ハサミの種類はたくさんあるけど、どのハサミにも共通するのが「切れなくなる」ことなんです。
特に工作用のハサミは使う頻度も多いですし、すぐに使えなくなってしまいますよね。
キッチンバサミもお肉やお野菜も切ることが多ければ、すぐに切れ味が落ちてしまいます。
でも、切れ味が落ちてしまったそのハサミは、実は「ハサミの寿命」ではないんです!
今回は、切れ味が落ちてしまったハサミをスパっと気持ちいい切れ味に戻す裏ワザをご紹介したいと思います!
ハサミが切れなくなってしまう理由
ハサミの切れ味が落ちてしまう理由は2つあります。
刃の表面に見えない傷がついてしまう
刃に汚れがついてしまう
使えば使うほど切れ味が落ちてしまうこと以外に、ハサミの切れ味は切ったものなども関係してくるのです。
木の枝などの硬いものや粘着力のあるテープ、お肉などがハサミの切れ味を特に悪くします。
ここからは原因別にハサミの切れ味を戻す裏ワザをご紹介したいと思います。
ハサミに傷がついてしまった時の対処法
まずは「硬い物」や「とんがった物」などを切ってハサミが傷つき、切れ味が悪くなってしまった時の対処法です。
アルミを切る
アルミ缶やアルミホイルは「構成刃先」という現象を起こす効果があります。
摩擦熱で溶けたアルミがハサミの刃にくっついて小さな傷の部分を保護してくれる役目をしてくれるのです。
アルミホイルが1番手軽で、力もいらないのでオススメです。5枚ほど重ねて切るだけでスパっと気持ちいい切れ味に戻ります!
アルミ缶を使う場合は、硬いので怪我をしないように気をつけてくださいね。
はさみを研ぐ
包丁と同じ要領でハサミを研ぐのも効果的です。
しかし、ハサミを研ぐのは素人には難しいので、逆にハサミをダメにしてしまう可能性もあります。
慣れていない方には「ハサミ研ぎ器」がオススメです。
ハサミを設置して前後に研ぐだけなので不器用な方も簡単に出来ます。
![]() 京セラ ハサミ研ぎ器 (HT-NBK) 京セラ 便利グッズ(キッチンツール) |
ハサミに汚れがついてしまった時の対処法
のりやテープなどの粘着、油汚れに水垢などでハサミに汚れがついてしまった時の対処法はこちらです!
除菌ティッシュや消毒用アルコールで拭く
1番お手軽なのは除菌ティッシュではさみの刃を拭くことです。
消毒用アルコールの場合はティッシュに含んでそれで拭くだけ!
ものの3秒ほどでハサミの切れ味を元に戻すことができますよ〜!
ガムテープでペタペタする
粘着力の汚れにはもっと強い粘着力を!
テープやのりの粘着よりも、もっと強い粘着をもつガムテープをペタペタすると、粘着も汚れも取り除くことが出来ます。
除光液
ガムテープをペタペタし過ぎたら、ガムテープの粘着がついてしまった!
そんな時には除光液がオススメ。
ベタベタをサラサラに戻して、ハサミの汚れを取り除きます。
しかし除光液は匂いがきついので、工作用のハサミにはオススメですが、食用バサミにはオススメできないので気をつけてくださいね。
ハサミの復活には汚れや使い道で分けた解決方法を!
スパっとハサミの切れ味がいいと気分がいいですよね。
どの方法も簡単にできますので、ハサミの切れ味が悪くなったら、新しいハサミを買う前に是非この方法を試してみてくださいね!
コメントはこちら