新札とは、1度も使われていない、新しいお札のことです。
ピン札は折り目のない綺麗な使用済みのお札のこと。
結婚式のご祝儀や、入学祝い、出産祝いにお年玉など、お祝いのお金は「新札」を用意するのがマナーです。
ただうっかり新札に両替するのを忘れてしまうことってよくありますよね。
今日金曜日なのにうっかり15時過ぎて銀行が閉まってる!
どこでてに入れればいいの?
まだ手に入る?
そんな疑問にお答えしたいと思います。
今回はいざという時に知っていると便利な「新札の両替方法」を4つご紹介します!
1、郵便局で両替をしてもらう
以前は郵便局で両替は出来なかったようですが、最近では銀行同様窓口での両替が可能になりました。
ただ、あまり大きくない郵便局だと両替に対応していない場所もあるようですので、普段利用しやすい場所にある郵便局に何か用事があったときなど、あらかじめ両替に対応しているか確認しておくと、急に新札が必要になった時には便利です。
両替が可能であれば、基本的に郵便局は16時まで窓口が利用できるので、うっかり両替を忘れていて銀行が閉まっていても利用することができます。
手数料は銀行と同じで数万円から数十万円ほどであれば、基本的には手数料はかかりません。
メリット
●銀行より1時間長い16時まで利用できる
●両替が利用できる店舗は必ず新札が手に入る
●基本的には手数料がかからない
デメリット
●土・日は窓口が利用できない
●16時以降は窓口が利用できない
2、結婚式場などのホテルのフロントを利用する
ご祝儀に新札が使われるので、問い合わせを考慮して、結婚式場があるホテルのフロントは新札を用意していることが多いです。
ご祝儀の両替であれば、式場に電話で問い合わせてみましょう。
ご祝儀袋は用意されていない場合が多いので、忘れずにコンビニなどで購入しておいて下さいね。
しかしホテルに関係のない、お年玉や出産祝いに新札が必要な場合にはちょっと勇気がいる方法ですね。
メリット
●手数料がかからない
デメリット
●問い合わせの手間がある
●用意されていない場合がある
●ホテルを利用しない両替は出来ない可能性がある
3、スーパーやコンビニでお願いする
新札がある可能性としては低いですが、スーパーやコンビニなどでお願いするという手もあります。
なるべく謙虚な姿勢でお願いすれば、新札がレジに用意してある店舗は対応してくれる場合が多いです。
しかし、両替お断りの文字があったり、混雑しているときは避けるのがいいですね。
メリット
●手数料がかからない
デメリット
●必ずしも用意されているわけではない
4、コンビニのATMを利用する
郵便局も、ホテルも、レジも全てダメだった時の最終手段はコンビニのATM。
コンビニのATMは、できるだけたくさんのお札が入れられるように新札を多く使っているそうです。
ですので、預金額を十万円単位で引き出してみると、もしかしたら新札が紛れているかもしれません。
実際にATMで預金額を引き出してみると、20万円中9枚が新札でした。
しかし、ほとんどの場合は手数料がかかりますから注意してくださいね。
メリット
●24時間利用することができる
●土・日も利用することができる
デメリット
●手数料がかかる場合がほとんど
●必ずしも新札が出てくるとは限らない
銀行での両替方法はこちら
- 銀行で両替してもらう
- 新札を入手するにあたり、最も確実な場所は銀行です。
どこの銀行でも窓口で両替を行っているのでとても便利です。
窓口で両替をしてもらうときは両替用紙の備考欄に「新札」と記入して窓口の方に渡しましょう。
基本的には数万円、数十万円程なら手数料はかかりません。
しかし金額が大きくなると手数料がかかる場合もあるので、まずは窓口に尋ねてみて、手数料がかかるようであれば、日にちに余裕のある方は何度かに分けて両替することをオススメします。
一見万能な両替方法ですが、この両替方法を利用できるのは平日の15時までなんです。
銀行の窓口は土・日・祝と平日の15時以降は利用できないので注意してくださいね。
窓口が混み合っている場合もあるので、時間に余裕を持つといいですよ。
メリット
●確実に新札が手に入る
●基本的には手数料がかからないデメリット
●土・日・祝は窓口が利用できない
●15時以降は窓口が利用できない
●待ち時間がかかる可能性がある
- 銀行の両替用ATMを利用する
- 場所によっては「両替用」のATMが設置されている銀行もあります。
急いでいるのに窓口が混んでいたりした時にオススメの方法です。
古いお札を機械に入れると、新札でお札が出てきます。
しかし小さな出張営業所などには両替用ATMが設置されていないこともあるので、事前に確認しておくと安心です。
窓口同様、両替用ATMも基本的には平日の15時までしか利用できませんから注意してくださいね。
メリット
●確実に新札が手に入る
●場合によっては窓口よりも待ち時間が短いデメリット
●土・日・祝は窓口が利用できない
●15時以降は窓口が利用できない
新札の両替方法まとめ
お祝いのご祝儀に新札を利用するのは「あなたが幸せになることを願って、事前に用意しておきました」と心遣いを示すためです。
お祝いを受け取る側は、ご祝儀よりもその心遣いが嬉しいのかもしれませんね。
たとえ当日まで両替を忘れてしまっていても、今回紹介した4つの方法でスマートに乗り越えて、お祝いしてあげましょう。
コメントはこちら