暖房をつける時期になると特に多いのが「出てくる風が冷たい」というトラブルです。
寒い冬、今すぐ暖房をつけたくても業者が来るまで待たなければならないのは辛いですよね。
でも、ちょっと待ってください。
業者を頼むと、修理が不可能でも検査費用や出張費だけで5,000円~20,000円ほど取られててしまう可能性もあるんです。
そのエアコンの故障、もしかしたら素人でも簡単に治せるかもしれません。
今回はエアコンの暖房が効かない時の簡単な対処法を不具合別にご紹介していきます。
エアコンのお掃除方法も伝授いたします。
温かい風は出ているのに部屋が温まらない時
比較的一番治しやすいのは「温かい風はちゃんと出るけど部屋が温まらない」といった症状です。
この場合は
エアコンの性能が合っていない
か
窓から温かい熱が逃げている
の2つのパターンが考えられます。
性能が合っていない場合は、部屋は12畳なのに8畳用のエアコンを使っているといった理由が考えられるので、補うために設定温度を高くして少し時間をおいてみてください。
窓に水滴(結露)が付いている場合は、窓から熱が逃げている可能性がかなり高いです。
断熱のシートを取り入れましょう。
窓に水滴(結露)が付いている場合は部屋の中が湿ってしまうのでカビの発生なども心配です。
生地の厚いカーテンを取り入れることで、エアコンと湿気を同時に解決できる場合もあるので検討してみてくださいね。
温かいけど風が弱い時
出てくる風は温かいけど、強風にしてもそよ風くらいしかでてこない。
そんな時は「フィルターもしくは送風ファンが汚れている」ことが考えられます。
備え付けの自動お掃除機能を使用していても、拭き残しが多く残ってしまうので、1年間まるまる何もお掃除していないという方は余計に汚れています。
エアコンのお掃除の周期は週1くらいがベストです。
エアコンのフィルターお掃除方法
エアコンフィルターの簡単お掃除方法をご紹介します。
用意するもの
掃除機
歯ブラシ※使い古しでOK
エアコン内部クリーナー
1.外側のカバーを外すして中のフィルターを取り出す
2.掃除機でフィルターの埃を吸い取る取り切れない分は歯ブラシで磨く
3.フィルターは、エアコン内部クリーナーで洗浄する
4.水でクリーナーを流したら自然乾燥したら終了
エアコン内部クリーナーは、必ず取り外したフィルターに使用しましょう。
エアコンに直接スプレーしてエアコンがショートしてしまうといったトラブルが良く報告されているのでとても危険です。
暖房なのに冷たい風が出る
暖房をつけているのに冷たい風しか出ないというときは、エアコン本体ではなく室外機が故障している可能性が高いです。
ベランダや家の外にある室外機を確認してみてください。
・全くの無風
・風は出てるけど「冷たくない」
という場合はほぼ確実に室外機の不具合です。
まずは、室外機周りやフィルターを掃除してみましょう。
それでも変わらない場合は、熱を運ぶ冷媒ガスが切れている可能性があります。
補充は業者に頼みましょう。
エアコンから風が出ない
何分待ってみてもエアコンから風が出ない。
運転切り替えをしても全くの無風で室外機も無風という場合は、素人には手の施しがありません。
業者を呼ぶしかありませんが、修理よりも買いなおした方が安いなんて場合もあるのでよく相談してみてくださいね。
エアコンの風がでないときまとめ
エアコンが原因不明の故障で業者を呼んでも、「原因不明ですね~」と言われてしまうことは実はよくあるんです。
無駄な費用が掛かる前に、自身で点検してみてくださいね。
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