相手を説得しないといけない場面はビジネスでもプライベートでも多々あります。
部下に、取引先に、お客様に、家族に、友人に・・・。
しかし、自分の主張を快く通してもらうのはなかなか難しいですよね。
ここでは、限られた時間の中で相手を説得する5つの方法をご紹介していきたいと思います。
目次
相手を説得する5つの方法
1.説得するには考えてもらうことが大切
説得させるには、なぜこうなるのかを背景含めて知ってもらうことが大切です。
「これをやってください」だけだと、その行動をする意味が分からず反感を買ってしまうのです。
また、「誰でもいいからやってください」というように、誰がやっても同じ結果だと伝えるのはNGです。
人は、自分にしかできないことをもとめているので、「こういう事情であなたの手助けが必要だ」と説得をしましょう。
NG例「来週までに資料をまとめておいてくれ」
NG例「来週までに資料をまとめてほしい。手が空いているものがいないので悪いがお願いするよ。」
OK例「来週の会議まで資料をまとめなければいけない。大事な資料なので信頼ある君に任せたい」
相手を説得する5つの方法
2.まずはハードルをあげる
プロの営業マンが良く使う手ですが、まずはハードルが高めのことをいいます。
40万の商品を紹介して断られたら、次は20万円の商品を紹介するのです。
そうすると断ったほうは、「1度断ってしまったから申し訳ない・・・相手が譲歩しているのだから自分も・・」と提案を受け入れてくれやすくなります。
しかし実は営業マンの狙いは20万円を売ることで、40万円を売れたら儲けものと思っているくらいなのです。
ビジネスでこの技を使う場合、「この仕事を1週間でお願いするよ」と言ってしまうと、
相手は自分の仕事もあるわけですから、追加の仕事を1週間で受けられるか不安になります。
そこで、あらかじめ「君なら2、3日でできると思うけど、1週間の納期でお願いするよ」と言いましょう。
本来の納期は1週間ですが、「君なら2~3日でできる」と相手を持ち上げながら、自分が譲歩したという形にすれば相手も断りにくく、なおかつやる気を持って仕事にあたってくれるはずです。
相手を説得する5つの方法
3.説得に応じたときの「特典」を用意する
時には、「多分無理だろうな」という説得をしないとならないときがあります。
そんな時は、説得に応じてくれた時の特典も用意しましょう。
関係はギブ・アンド・テイクだと示す必要があります。
「単身赴任へ1年間行ってほしい。戻ってきたら納得のいく役職を」
「これ以上値引きはできませんが、特典をつけることができます」
などですね。
特典は嫌なことを認めるだけ価値がある特典を用意しておきましょう。
相手を説得する5つの方法
4.たとえ話をする
説得しようにも、相手がピンと来ていないようだと話がいつまでたってもまとまりません。
難しいことを考えずに「とにかくいやだ!」と主張する人は多いのです。
そんな場合は、相手の生活や環境に合わせて説明をしましょう。
たとえば、カタカナや横文字に慣れてない人には、分かりやすく柔らかい日本語の表現に修正して説明したり、身近なものでたとえに出すと分かりやすいと思ってもらえます。
相手を説得する5つの方法
5.体験談を交える
「同じことをしてくれた○○さんは、とても頑張ってくれていまこんなことをやっています」
「○○さんもやっていただいていますが、とても好評です」
など誰かの体験談を交えるのも有効です。
相手に良い未来を想像させるのも一つの説得の手段なのです。
相手を説得する5つの方法
~まとめ~
相手を説得するには、熱意も必要ですがテクニックも必要です。
相手を説得したいときには本記事を思い出してぜひ実践してみてくださいね。
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