
「くしゃみをすると噂をされている」なんて迷信がありますが、なぜそんな噂がたったのでしょうか?
風邪を引いたってくしゃみはでますよね。
「やっぱり迷信か・・・」と思うのはまだ早い!
じつは、くしゃみの回数で迷信が違うようなのです。
日本で伝えられているくしゃみにまつわる迷信をご紹介していきたいと思います。
目次
くしゃみと迷信
1.「くしゃみをすると誰かが噂をしている」迷信の由来
昔の人々は、写真に不吉なものを感じていたというのは有名ですね。
3人で写真に写ると、真ん中の人は魂を抜かれると信じられていたそうです。
それと同じく、くしゃみも不吉なものとされていました。
鎌倉時代の書記『徒然草』では、「子供がくしゃみをしたら、親が“くさめ”と言わないと子供が死んでしまう」という一節があるのです。
ここで出てくる”くさめ”には由来が3つあります。
言葉の由来には、3つの説があります。
1.「休息万命 急急如律令」(くそくまんみょう きゅうきゅうにょりつりょう)の略⇒「長寿」を意味する
2.「糞はめ」という言葉の訛り⇒糞はめとは「糞食らえ」の意味。
3.くしゃみの擬音⇒くしゃみをするときの声が「くさめ!(いまでいうハクシュン、クシュンなど)」と聞こえることから。
くしゃみと迷信
2.くしゃみの回数で迷信の内容が変わってくる
実は、「くしゃみをすると噂されている」というのはくしゃみが1回〜3回出た時だけなんです。
またくしゃみの回数が1回か2回か3回かで意味が大きく変わってきます。
4回出た時は噂をされているのではなく、風邪を引くといった意味になります。
くしゃみ1回なら誰かが「あいつすごい性格いいよな!」と褒める噂をしてくれているのに対して、くしゃみ2回だと「あいつ性格悪いよな~この前こんなことあったんだぜ~」と悪口を噂されてしまっているのです。
くしゃみが3回でたら、「私好きな人が出来たの・・・実はあの人で・・・」と自分の恋愛相談が行われているかもしれません。
くしゃみ4回以上は風邪をひくとのこと。
風邪以外では花粉症かもしれませんね。
くしゃみと迷信
3.英語でも同じことわざがある
「くしゃみをすると誰かが噂をしている」と迷信にあるのは日本だけではありません。
米国では「My ears are burning.」(誰かが私のことを噂している)や、その言葉に引き続いて「Someone must be talking about me.」(誰かが私のことを話している)や、「Someone must be talking bad about me.」(誰かが私の悪口を言っている)と言われるそうです。
【くしゃみと迷信】迷信の由来と回数で変わるくしゃみの意味
〜まとめ〜
迷信は迷信だと思う方は何の関係もない話ですが、迷信を少しだけ楽しく信じてしまう人は、「あ、いまいい噂されてる」「誰かが自分を好きなのかも!」とプラスのことだけ信じてみるのも良いのではないでしょうか。
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