きゅうりはすぐにしなびて長持ちしませんよね。
安い袋入りで買おうにも、1人暮らしや2人暮らしだと、腐らせてしまうのが怖くてなかなか手を出せない人も多いのではないでしょうか。
じつは、きゅうりは世界一栄養価の低い野菜認定されていますが、驚くべき効果もあります。
むくみ防止
熱を下げる
高血圧予防
薄毛予防
などなど。
きゅうりが食べたくなりましたよね。
そこで、数日で傷んでしまうきゅうりを長持ちさせる【塩もみ】冷凍保存術をご紹介していきたいと思います。
目次
きゅうりは冷凍保存できる!塩もみ術を大公開!
1.きゅうりが長持ちしない理由
きゅうりは、冷蔵庫に入れてもすぐにしなびてしまいます。
なぜ長持ちしないのか、考えられる主な原因は3つです。
水分が多いので傷みやすい
水分が抜けやすく、しなびてしまう
冷やし過ぎが低音障害を引き起こしている
きゅうりは野菜の中で断トツの水分量
きゅうりは、約95%が水分なんです!
野菜としてみずみずしさは断トツですが、水分量が多いということは腐敗しやすいという特徴があります。
特にきゅうりの場合は、表面にあるイボイボに雑菌が付着しやすいので、水分が混ざることで繁殖して腐敗を加速させます。
スーパーの小分け袋の中にきゅうりをいれておいたらべちゃべちゃヌルヌルしていた・・・という場合は、水分がビニールの中に閉じ込められたのが原因です。
水分は時間が経つと抜ける
きゅうりがシナっとなっている場合は、水分が抜けてしまったのが原因です。
水分が蒸発したためにスカスカな状態になってしまうのです。
低温障害を起こしている
きゅうりは夏の野菜なので、保存の適温は10℃〜13℃になります。
保存している温度が低すぎると、低温障害が起り、傷みが早くなったり変色したりします。
また、冷やし過ぎは栄養素も味も落ちてしまうのです。
きゅうりは冷凍保存できる!塩もみ術を大公開!
2.きゅうりを長持ちさせる方法は?
それでは、きゅうりはどのような工夫をすれば長持ちさせることができるのでしょうか?
保存方法は「一本丸ごと保存」「切ったきゅうりの保存」「塩もみ保存」の3種類あるので順にご紹介していきたいと思います。
きゅうりを一本丸ごと保存する方法
きゅうりを一本丸ごと冷蔵庫で保存する方法です。
この方法では一週間から10日程度の保存が目安になります。
用意するもの
キッチンペーパー、もしくは新聞紙
サランラップ
手順
1.きゅうりをキッチンペーパーで一本ずつくるむ。
2.1のきゅうりを、その上からサランラップで一本ずつ隙間のないように包む。
3.ヘタを上にして、2を立てた状態で冷蔵庫の野菜室に保存する
※きゅうりが立たないときはペットボトルや牛乳パックなどを利用すると便利です!
切ったきゅうりの保存方法
切ったきゅうりは、そのままにしておくと切り口から痛むのでひと手間加えて保存しましょう。
この方法は、使いかけはもちろんまとめ買いしたときにも便利です。
この方法では、一週間程度保存可能になります。
用意するもの
塩:適量
保存容器
手順
1.保存する分きゅうりを輪切りにする。
2.1に塩を振り軽くもむ。
3.ジッパー付きの保存袋やタッパーなどに2を移して冷蔵庫で保存。
4.使うときは、保存容器から出して軽く塩を洗い流してください。
※使いかけのお箸などで保存容器のなかのきゅうりに触れると傷みやすくなるので、取り出す際は清潔な箸を使ってくださいね。
塩もみして冷凍保存
「きゅうりをもっと長期保存したい!」という場合は、塩もみして冷凍保存するという方法があります。
この方法なら冷凍庫で一ヶ月程度保存できるんですよ。
用意するもの
塩:適量
サランラップ
ジッパー付きの冷凍保存袋
手順
1.保存する分きゅうりを輪切りにする。
2.1に塩を振り軽くもむ。
3.塩を洗い流して水気を絞る。
4.使いやすい分量に小分けする(ポテトサラダや和え物などの分量)
5.空気を抜くようにしっかりとラップで密封。
6.ジッパー付き冷凍保存袋に入れたら冷凍庫で保存。
7.使うときは自然解凍してください。
※5の時に空気が入ってしまうと冷凍焼けの原因となるので、空気がはいらないようにしっかりと空気を抜いてください。
きゅうりは冷凍保存できる!塩もみ術を大公開!
3.きゅうりの保存を長引かせる方法まとめ
きゅうりはひと手間加えれば長期保存することが可能です。
たくさんもらって食べきれない、ちょっとずついろいろな料理に合わせて食べたいというときは塩もみ冷凍保存を試してみてくださいね。
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