みなさんは巻き爪の経験はありますか?
爪が痛くて歩くのはもちろんじっとしているのも困難になってしまう「巻き爪」。
実はこの巻き爪、たかが巻き爪と思って放置していると化膿や痛みにより歩行困難になることもある恐ろしい病気なんです。
さらには足を庇って生活しなくてはならないため膝痛や腰痛の原因にもなり得ます。
今回はその怖い巻き爪の原因を、対処法と合わせてご紹介していきたいと思います。
巻き爪はどんなもの?
巻き爪とひとくくりにしてしまっても、全てが同じ見た目ではないんです。
他の人の巻き爪と違うからといって油断していた方も、もしかしたら巻き爪かもしれません。
それでは6つの巻き爪の種類をご紹介していきます。
出典: http://shiratamako3.hatenablog.com/entry/2014/10/19/222601
出典: http://www.momi-ki.com/pincer_nails/index.html
ステープル型(ホッチキス型)
ステープル型(ホッチキス型)は、巻き爪がホッチキスの針のような形になっているものを言います。
ホッチキスの針のような部分が皮膚に食い込むため痛みが生じます。
見た目は普通の爪と変わりなく見えるので、痛みが出るまで巻き爪と気がつかない場合もあります。
半月型
半月型は、爪の両サイドが穏やかなカーブを描きながら皮膚に食い込んでいる状態の巻き爪のことを言います。
トランペット型
トランペット型とは、爪の両側がきつく皮膚に食い込んでいる状態の巻き爪のことをいいます。
突然激しい痛みがして、化膿が生じることがあります。
ホッチキス型(ステープル型)
ホッチキス型(ステープル型)は、巻き爪がホッチキスの針のような形になっているものを言います。
ホッチキスの針のような部分が皮膚に食い込むため痛みが生じます。
見た目は普通の爪と変わりなく見えるので、痛みが出るまで巻き爪と気がつかない場合もあります。
半ステーブル型
爪の片方のみが深く皮膚に差し込んでいる巻き爪のことを方巻き型といいます。
体の重心を変えて歩行しようとするので、膝痛や腰痛の原因になりやすい型です。
ピンサー型(湾曲爪)
爪が深く皮膚に食い込み矮小化してしまうものを渦巻き型と言います。
指先方向から指を見ると爪が渦を巻いているかのように見えるのが特徴です。
巻き爪の中では陥入爪に次いで重症だと言えます。
陥入爪(かんにゅうそう)
陥入爪とは巻き爪の一種です。
爪を切る際に爪の両サイドの部分を深く切り過ぎてしまうと、爪が伸びてきた際、深く切った両サイドの爪部分が肉に入り込んでしまう現象のことを指します。
じっとしているのが困難なほど痛みを伴う場合があります。
どうして巻き爪になるの?巻き爪になる原因
巻き爪となる原因は大まかに6つあります。
生まれつき
乾燥
加齢
小さい靴のサイズや高いヒール
重心が爪先に来る運動や歩き方
爪の切り方
生まれたばかりの赤ちゃんが巻き爪になっていることがあるので、巻き爪の原因の1つに生まれつきがあります。
そして、爪自体に「乾燥すると縮む」という習性があるため、加齢や乾燥体質で乾燥している方は巻き爪になりやすいのです。
その他にも爪先に負担がかかるような靴やスポーツなども大きな原因です。
1度巻き爪になってしまうと非常に痛い巻き爪。
しかし、そんな巻き爪にも予防対策があります。
次では巻き爪の予防対策をご紹介していきます。
巻き爪の予防対策
巻き爪の場合は間違った爪の切り方をしてしまうと、治るどころか悪化させてしまう場合があります。
特にやってしまいがちなことが「巻き爪の部分を爪切りで切ること」です。
しかし、これでは一時しのぎでしかならず、また同じ症状を繰り返してしまいます。
そうならないためにも、まずは爪の切り方を見直しましょう。
巻き爪の切り方①お風呂に浸かる
まず、爪を切る前には湯槽に浸かることが大切です。
爪が柔らかくなりお手入れをしやすくなり、爪先は清潔が保たれるからです。
巻き爪の切り方②スクエア型(四角)に切る
巻き爪を防ぐには切り過ぎないことが最も重要です。
爪は丸型ではなく四角型で両端の角を残します。
深爪をしてしまったり両端を切りすぎてしまうと下からの圧力で爪が皮膚に食い込んでしまいますから注意してください。
しかし、爪は長すぎると乾燥しやすくるので「爪の後ろの肉と同じ位置まで」切るようにしましょう。
巻き爪の切り方③ヤスリを使う
爪を切った後は爪やすりで整えていきます。
爪をやすると「爪割れ」や「突き刺さり」を防止できますので、つるんとした手触りになるようにヤスリをかけていきます。
爪の白い部分は1mmほど見えているようにしてくださいね。
仕上げにキューティクルオイルを塗れば、新しい爪が健康に生える手助けをしてくれますし、つま先の乾燥を防ぐことができます。
自分でできる巻き爪治療
巻き爪は病院に行かずに自分でも治療することができます。
巻き爪の痛みは爪と皮膚の間に何かを挟むとい編みが和らぐことがありますが、歩き始めたり、お風呂につかるととれてしまい、痛みが戻ってきます。
また、巻き爪がストッキングや靴下にひっかかったり、爪のオシャレができないというのも悩みの種です。
そんな悩みに対応したのが自宅でできる「巻き爪ブロック」です。
巻き爪ブロック
医療機器製造販売業の認可も受けているので安心して使用することができ、科学的にも巻き爪の矯正に効果があることが実証されています。
巻き爪ブロックを日常的に使用することにより、巻いてしまった爪を両方から持ち上げて正常な爪へと改善させてくれます。
巻き爪を強制する強度もソフト~ウルトラハードの4種類に分かれているので、初心者からリピーターにも人気です。
自分の爪の長さを測り、用意されているS・L・Mの中から自分の爪のサイズに合った商品を選びます。
デザインがアクセサリーのようにお洒落になっているので、巻き爪矯正器具のように見ないものおススメのポイントです。
動画で確認
より早く、より確実に巻き爪を治すには、巻き爪ブロックと巻き爪ロボの併用がお勧めです。
巻き爪ロボ
巻き爪ロボを併用することで陥入爪を含め、根強い重度の巻き爪や、より早くより確実に巻き爪を治すことができます。
こちらも医療機器製造販売業の認可も受けているので安心できる商品です。
お湯で爪を温めてふやかしながら専用の巻き爪ロボで爪を引っ張り爪の形を改善していきます。
巻き爪を自分で治すには、「まき爪ブロック」と「巻き爪ロボ」の併用が今のところ一番効果があると思います。
「費用を出来るだけ抑えたい」「病院での治療は怖い」といった方には非常にお勧めの治療法です。
動画で確認
痛くて我慢できない時は病院へ
巻き爪は立派な病気ですので、痛くて歩けないような重度の巻き爪は病院を受診しましょう。
手術が必要なほど悪化している場合は外科や形成外科、美容外科への受診が必要ですが、まずは皮膚科で判断してもらいましょう。
巻き爪が悪化してしまう前に、正しい爪の切り方で巻き爪を防いでくださいね。
一人でも巻き爪で悩む方が少なくなることを願ってこの記事を終わりにしたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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