Yシャツを普段着用するOL・サラリーマンの方やYシャツを洗濯する奥様は、Yシャツの黄ばみにお悩みではありませんか?
毎日綺麗に洗っても、漂白剤でもクリーニングでもとれないそのYシャツの汚れを落とす方法をご紹介していきたいと思います。
なぜ?Yシャツの襟や袖が黄色くなる理由
ワイシャツの黄ばみは「人間の皮脂」です。
そしてその黄ばみをそのままにしてしまうと、黄ばみの上に黒い汚れが溜まってしまいます。
人間の皮脂が細かな土やホコリと混ざり合うことで黒く変色してしまうのです。
普段の洗濯では目立つ「黄ばみ=脂分」を取り除こうとしてしまいがちですが、黄ばみの上にある黒ずみを先に取り除かないと、黒ずみが黄ばみをガードして漂白剤や洗剤が黄ばみまで届かずに汚れが蓄積されていってしまいます。
黒ずみがつく前の黄ばみをとる方法
まずは、汚れがひどくない黄ばみを手軽にとる方法をご紹介していきます。
用意するもの
台所用洗剤:100円均一の洗剤やいつもの洗剤で大丈夫です。
酸素系漂白剤:粉末タイプにしましょう。
歯ブラシ:硬いと生地を傷めてしまう場合があるので柔らかめがオススメです。
洗面器:ない場合は洗面台のシンクでも可能です。
洗濯機:ご家庭のもので可能です。
手順
1、台所用洗剤を黄ばみに垂らしていく。
まずは台所用洗剤を黄ばみの上に垂らしていきます。生地の薄いものや柄のついたものは、台所用洗剤をかけすぎると色移りや色落ちをしてしまう可能性もあるのでたくさんかけないように注意してくださいね。
2、黄ばみの部分を歯ブラシでこすっていく。
台所用洗剤をかけた黄ばみの部分の汚れを歯ブラシを使って落としていきます。
固めの歯ブラシしかない場合は生地を痛めないように力加減に注意してください。歯ブラシで磨くことにより、表面にある黒ずみを落としていきます。
3、洗面器(シンク)に40℃〜50℃のお湯を張り漂白剤を30gほど入れる。
お湯を張った洗面器(シンク)に漂白剤を入れたら、泡が立つまでかき混ぜましょう。
4、洗面器(シンク)の中にワイシャツを入れて置いておく。
泡が立った洗面器(シンク)の中にYシャツを入れたら20〜30分ほど漬けておきます。黄ばみ具合で漬け時間を調整してくださいね。
5、洗面器(シンク)からYシャツを取り出し洗濯機を回す。
時間が来たらYシャツを取り出し洗濯機で水洗いして完成です!
これでYシャツの黄ばみを綺麗にすることができます。
袖も気になる場合は襟と一緒に袖も綺麗にしましょう。
長い間蓄積されたガンコな汚れを取る方法
上記方法で黄ばみが取れなかった場合も安心してください。
さらに一手間加えることで、長い間蓄積された汚れを取ることができます。
用意するもの
クレンジングオイル:100円均一やいつもの洗剤で大丈夫です。
洗面器:ない場合は洗面台のシンクでも可能です。
酸素系漂白剤:粉末タイプのものにしましょう。
重曹:100円均一でも購入可能です。
スチームアイロン:ご家庭にあるもので可能です。
洗濯機:ご家庭にあるもので可能です。
手順
1、クレンジングオイルを黒ずみ、黄ばみ部分に塗る。
クレンジングオイルを手のひらに出したら、指でくるくると円を描くように、Yシャツの黒ずみと黄ばみの部分に塗っていきます。
2、洗面器(シンク)にお湯をためてワイシャツをすすぐ。
洗面器(シンク)にお湯をためて、Yシャツを入れてすすぐと黒ずみと黄ばみがだんだんと取れていきます。
3、漂白剤と重曹を40度のお湯に混ぜて黄ばみに塗る。
小さじ1程度の漂白剤と重曹を、40度に用意したお湯に混ぜ、Yシャツの黄ばみ部分に塗っていきます。たっぷりと塗るのがポイントです。
4、スチームアイロンのスチームを黄ばみの部分にあててていく。
漂白剤と重曹、お湯を混ぜたものを黄ばみに塗ったら、スチームアイロンのスチームだけを黄ばみ部分に当ててください。
アイロン部分は当てないでくださいね。
この時点で汚れが落ちていくのを実感できるはずです。
5、Yシャツを洗濯機に入れて回す。
汚れが取れてきたら洗濯機に入れて水洗いをすれば完成です。
他の洗濯物と同時に回しても大丈夫です。
これで蓄積されたしつこい汚れも綺麗になります。
Yシャツが黄ばみずらくなる方法
洗濯後には、ワイシャツが黄ばみやすい襟や袖に「ベビーパウダー」をつけましょう。
ベビーパウダーは皮脂や汗を吸収してくれる働きがあるため、いつもより黄ばみになりにくくしてくれます。
ほんの一手間で汚れの具合がだいぶ変わってきますよ。
綺麗なYシャツでいい気分!
どんなに誠実な対応をしてもチラッと見えた首元や袖の黄ばみで印象は台無しです。
特に、汗の多くかく夏はこまめな洗濯をしてくださいね。
Yシャツを毎日きちんと洗うことが汚れを蓄積しない第一歩です。
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